My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2018/05/13

韓国文学



実家にいると有難いことに、晩ごはんを作らなくて良いので、自由な時間が増える。さらに息子の就寝時間が早まったこともあり、ヨスにいるときよりも読書に時間を割くことができた。すごく嬉しい。

色々と読んだ。湯川さんと星野さんのインタビュー、高くて買えなかったクレーの日記は図書館で借りた。

海外文学作品が好きな割に、韓国に関心がある割に、全く読んでなかった韓国文学。ハンガンの作品が母の本棚に揃っていたので拝借、あっという間に読んでしまった。

三冊読んだうち、特に考えさせられたのが、菜食主義者。ハンガンはこの本でブッカーを取ったはず。韓国でもニュースになって、通ってた大学院では、作品や著者よりも英語訳者が話題になった。韓国語を学習してすぐに翻訳した言語の天才ってことで。

菜食主義者は人間が持つ残虐性、暴力性が、自己に及ぶ時、それは他者に向けられるもの以上に、異質で狂気じみることが分かる。同時にハンガンが光州出身で光州事件に影響を受けたことが分かる作品でもある。親切心と残虐性の境界線をひょいっと渡る人間の無邪気な怖さ。

ハンガンは、あの時代の韓国が生んだ天才だとおもう。だとしたら、これから彼女の作品を追っていくことが現代韓国の底を探ることに繋がるのかも。おすすめです。

追記
光州事件をモチーフにした少年が来る、もおすすめです。ハンガンの世界観を割りとわかり易く読み解ける作品。


にほんブログ村 海外生活ブログ 韓国情報へにほんブログ村

人気ブログランキングへ


2018/05/10

風薫る



風薫る5月、1年で一番好きな季節です。

息子は木々の柔らかい芽吹きが風に揺られる様子がお気に入り。なので晴れた日は、買い物がてら散歩に出かけ、ファミマでコーヒーをテイクアウト、公園のベンチに座り、息子と一緒に上を見上げ、みずみずしいグリーンの葉が風に揺れるのを眺めています。この日は連休中だったので、母も一緒に。


ベビーカーに乗った息子とこんな風に空を見上げて過ごす5月はこの先訪れない。私の人生でこれっきりなんだなぁ。


この歳の、この瞬間の、息子と過ごす時間は二度と得られない。なんて貴重で、なんて儚いものなんだろうと思う。



にほんブログ村 海外生活ブログ 韓国情報へにほんブログ村

人気ブログランキングへ


2018/05/02

緊急来日


息子に会いに緊急来日したどんちゃん。

息子が誕生してから、毎日朝早く起き、掃除し、6時前に出社し、定時で上がれるように休憩なく仕事し、定時であがり、帰ったら育児をし、いつもお疲れだったはず。別れ際、私たちがいない間は、夜に映画を見たりビール飲んでのんびりしてね、と言ったら、ヨスでひとりぼっちは生きている意味がないと、1週間後にはチケット予約して、その1週間後に来日してた。

どんちゃんらしい行動。自分の人生で何が一番大切なのかを、自分が一番良く知っている人だなと思った。

実家は楽だけど、やはりどんちゃんがいてこそ育児は楽しいことがよく分かった。二人で、息子の一挙手一投足をじいっと見つめるこの時間こそが幸せであり、それが今の全てな気がする。

息子が生まれたから幸せ、ということではない。もちろん息子はたまらなく大切でたまらなく愛しく、私の喜びであるけれど。どんちゃんと結婚して、二人で息子の親として息子に出会えたから幸せなんだと思う。

次は二週間後に会いましょう。


にほんブログ村 海外生活ブログ 韓国情報へにほんブログ村

人気ブログランキングへ

2018/04/27

15年



連日、色んな友達に会っている。そのなかでも久しぶりという一言では足りないぐらい、永らく会っていなかった高校の時の友達と再会した。

高校2年の時に同じクラスになって、体育祭も一緒の組で、とっても仲良かった彼女は息子と同い年の男の子のママになっていた。卒業以来、15年ぶり。

時空を軽く飛び越えたのか、もしくは時空が歪んでしまったのか、すごく不思議なんだけど、彼女は15年前の高校生のままであるようで、一方で、赤ちゃん抱っこしている姿も私がずっと知っている彼女であるようだった。

会わなかった15年、何があったのかについてはあまり重要でもなく、今が一番幸せ、今の自分に満足してるよねってお互い話した。青春の真っ只中にいた15年前も、その時の自分たちに満足して幸せだった私たち。15年後も、きっと、今が一番幸せで、今の自分に満足してるよねって話しているんだろうなぁ。


にほんブログ村 海外生活ブログ 韓国情報へにほんブログ村

人気ブログランキングへ

2018/04/23

気づくこと



日本の実家に来て12日目。毎朝のお散歩のたびにコンビニスイーツを買ってしまいます。

どんちゃんと離れるのはものすごーく寂しいけれど、実家はいいなーって心底思う毎日です。息子は色んな大人に可愛がってもらって、私もどんちゃん以外の人と息子の成長についてすぐにシェアできて。

父や母、弟を含め、色んな大人に抱っこされている息子だけど、私がいると私の方に来ようとするのが可愛い。ちゃんと私のことを母親って認識してくれているんだなーって、自分以外の大人が日々いるからこそ、分かりました。

ヨスにいるときは息子と信頼関係を築いていくのか少し不安だったのだけど、こっちきて、小さなシャベルで土を固めていくように、少しずつそれが築けて行けてるのを実感。まだまだこれからだけど。

あと三週間は実家でお世話になります。その間、ヨスだと気づけなかったことを敏感にキャッチしていきたいな。そして息子との関係の中にフィードバックしていきたい。

写真は朝の散歩で必ず買う農家の葉物、コンビニスイーツはカバンの中。息子の足で潰されたら嫌だから。


にほんブログ村 海外生活ブログ 韓国情報へにほんブログ村
人気ブログランキングへ

2018/04/12

再開


花が散ってしまうスピードも速いけれど、新緑が芽吹くそれも速いなぁと、散歩するたびに思う最近。ヨスの桜は散ってしまったけれど、蕾も、咲き始めも、満開も、そして散りゆく姿もどれも息子とドンちゃんと観れたのが嬉しかった。怪訝な顔をして桜を眺める息子の顔がおかしくて、かわいい。

萌え立ち始めた若葉のような、みずみずしいエネルギーを内に秘めた息子も4ヶ月の折り返し。育児もようやくコツが掴めるようになり(上手にこなせているわけではない)産前からやっていた美術館の翻訳監修の業務も再開しました。



合間合間にちょこちょこやればいいかなと、余裕ぶっていたのだけど、実際やり始めると、思ったよりも数倍大変。時間の使い方、翻訳の仕方、などに改善の余地がありそう。

というのも、翻訳中にぶつかる「これはどう日本語にすればより自然か」という問題に対して、合間合間の細切れ時間だと短すぎて、考察に至れないのです。息子が長く昼寝をする子だとまた話は別なのですが、最近は30分、20分、短いと10分‼︎で起きるというショートスリーパーなので(その分夜はよく寝るけどさ、でもさ、10分って)なかなかじっくりと取り組めにくい。

幸いにも、週末の育児担当はドンちゃんなので、週末にまとめて仕上げることでなんとかできているのだけど。。。でも週末は三人で思いっきり遊びたいしなぁ。散歩させるとベビーカーで寝るのでカフェでやったりもできるけど、コーヒー飲みながらぼーっとする時間も必要だしなぁ。朝誰よりも早く起きてやるのも、体力が続かないし、身体壊しそうだし、てか寝たいし。

これから、寝返りもするようになったら(息子はまだする気配すらない)目も離せないし、もっと大変になるのは目に見えているのに。でも翻訳業務は絶やさずコツコツやっていきたいから、なんとか改善をしなくては。

写真は、勉強も再開しようと学術書をリビングで読んでいる時の、ドンちゃんと息子の様子。家族と自分の健康を優先しつつ、海外でどう自己実現をしていくかが、当分の課題です。



にほんブログ村 海外生活ブログ 韓国情報へにほんブログ村

人気ブログランキングへ


2018/04/03

育児 イン ヨス



先週、出産ギリギリまで通ったミシン教室に息子と行ってきました。先生やそこに通うお姉さんたち(といっても育児を終えた人生の大先輩)とは「出産頑張れ」と鴨肉を食べに行ったっきりだったので、実に4ヶ月半ぶり。私と息子を温かく迎えてくれて、息子をたくさん抱っこしてくれました。

写真はミシン糸に興味深々の息子。抱っこしているのはミシンの先生の大家さん(笑)先生の洋裁屋は先生のお友達の溜まり場でもあるので、息子、この日は色んなアジュンマに抱っこしてもらえました。私はその間、出前でとってくれたピザを4切れも食べてしまった。


ヨスで育児を始めて、実家も遠いし、頼れる親戚もいないしで、不安がないわけではなかったけれど、ミシンの先生や、社宅前のコンビニの店員さん、よく行く市場のお惣菜屋さんのおばさん、などなど、会えば息子を可愛がってくれその成長を喜んでくれる人が、多くはないけれど確かにいてくれて、その存在はとってもありがたいなって思います。ヨスにいる日本人のお友達の存在もとっても心強い。孤独じゃないなって思える。

韓国、少なくともここヨスの人たちは子供好きな人が多いなと感じます。外食しに行っても赤ちゃん連れにとっても優しく、愚図るとお店の人があやしてくれたり、ベビーカーでも大丈夫な様にテーブルをセットしてくれたり。道端でも話しかけられることが多くなりました。老若男女問わずです。




週末、散歩の度に寄るカフェでも、隣の人が必ず話しかけてきます。おじさんだったり、学生の若い子だったり。だいたい「何ヶ月ぐらい?」「王子?姫?(男か女か」で始まり、最終的に「お父さんにそっくりだね」と言われるのがデフォルトです。この前は大学生の女の子に「出産がこわいんです」と言われたので、「陣痛もすさまじいけど、その後の身体の痛みや後陣痛や母乳育児の乳首の痛みも、マジですさまじいよ」と言おうとしてやめて、涼しい顔で「出産はなんとかなるよ」と先輩風をかましました。

時々、大きなお世話だなーって感じることもあるけれど、なんとか育児をやっていけているのは、ヨスの人たちの赤ちゃんに対する情熱とおおらかさにあるかも知れません。



にほんブログ村 海外生活ブログ 韓国情報へにほんブログ村

人気ブログランキングへ