My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2013/04/29

my kitchen 2




整理の本によるとキッチン道具は壁にかけろとのことなので
私も道具をかけてみた。

そういえば、韓国の炊飯器を初めてつかいました。
留学中は、電子レンジで炊けるものを使っていたので。

ジャーのメモリが雑穀の種類によって細かく分かれててびっくり。
炊飯のメニューもそうだった。
雑穀の名前を韓国語で把握していなかったので、全然わからなかった。
(あ~、単語力の不足って生活してみるとわかるよね、)

日本でもそうなのかな?
実家の炊飯器が10年前のなので、私の感覚が古いのかな?

で、無事に炊けました。

ちなみに、韓国はご飯もお味噌汁もスプーンで食べます。
むしろお箸はサブ的な存在。
食卓にはドンちゃんがお箸とスプーンを常にセット。

我が家のスプーンは日本から持ってきた安物なので、
韓国用のスプーンも買おうと思います。まるっこいやつ。
来週ソウルに行くので、その時にでも。


この日の夕飯もドンママのおかずたちが大活躍。
トゥッペギも活躍中。

いやはや。
最新の炊飯器の複雑さを感じた夜でした。
(そして自分の単語力の不足さも感じた夜でしたよ)

2013/04/28

牛肉とお餅のスープ



今日から少しずつ韓国料理を作っていくことにした。
本当に、少しずつだけど。

ドンママからもらった牛肉を煮た時の出汁。
これはトッグッという餅のスープにするといいわよ、とのこと。
さっそく、朝から実践してみた。

買ったばかりのトゥッペギで牛肉の出汁(牛肉とシイタケ入り)と
水で洗った餅とネギを入れて煮込んで、
溶き卵を最後にかけて、食べる前にのりをパラパラ。











出汁が美味しいから、美味しかった!
これ、出汁を取っておけば、すぐに作れるからいいね。
でも牛肉の出汁の取り方が難しそう。

そしてトゥッペギは本当に使えるということがわかったよ。
テーブルの上でアツアツのスープを飲めるってのがいいよね。



これまた、ドンママからもらった、
牛肉のプルコギにシイタケと玉ねぎと入れて炒めたものも一緒に。
ママが直接炒ってくれたゴマを振り掛けていただきました。



キムチも一緒に。大きなタッパーに移して、ハサミでチョキチョキ。
食べる分だけ毎回、お皿に盛る。




ドンママの料理とトゥッペギの素晴らしさを感じた朝でした。
以上、うまくできたよの報告!








2013/04/26

もう一人のお母さん





ソウルにいるドンママから小包届いた!嬉しい!

韓国では一般的に、結婚したら、旦那さんのお母さんが新居に行き新婦にその家に代々伝わるヤンニョンや家庭料理なんかを教えるらしい。

<ちなみにヤンニョンとは、韓国料理で必須の料理の味付けで使う、色んな調味料や野菜やナツメやらその他莫大な種類の中から、色々と混ぜたもの。家庭によって違うし、料理によっても入れるものが違ってきて、私にとっては最強に難しい。漢字では「薬念」と書きます。韓国の食文化がいかに、健康志向であって、家庭料理で体を管理するってのがこの漢字一語で伝わると思う。>

私のことをすっごく考えてくれているドンママ。ドンちゃんも頼もしいけど、ドンちゃんの更に上を行く頼もしさに溢れている大好きなママ。そんなママはおばあちゃんの様態が良くないらしく、ヨスに来て私の世話をしてあげれないことを申し訳ないと電話で謝ってきた。ドンママの料理をたらふく食べることに期待してた私はすごく残念だったけど、おばあちゃんの体が第一だからしょうがない。むしろおばあちゃんが心配。ということで、代わりに送ってくれたのがこの小包です!



若干、何かが漏れている気がするけど、それもご愛嬌ってことで。
中身は、ドンママ手作りのおかずたち!
ドンママの料理は本当に美味しい。
化学調味料を一切使わない、昔ながらのお袋の味。
化学調味料がなんなのかよくわからない私だけど、
きっと使わないということは、体にもいいんでしょう!
そして手間暇をかけて料理しているんだと思う。(震える)





まずは、定番のキムチたち。ドンママが去年の秋に漬けてくれたやつ。
(今年の秋はドンママとおばあちゃんと一緒に私もキムチを漬けたい。そして日本の家族たちに送りつけたい。いわばキムチテロ。)

下の葉っぱのキムチは열무キムチ
日本語訳だと「幼い大根」らしい。てか、幼い大根ってなんだ?
大根の葉っぱのキムチだけど、大根の葉っぱを幼い大根っていうのかな?




こちらは、장조림といって、牛肉の醤油煮。韓国の常備菜のうちの一つ。
あとは、牛肉を煮た時のスープも袋に詰めてくれた。
これは何に使うんだろう?このスープを出汁にして汁物を作るのかな?
これもママに聞かなくちゃ。


牛肉のプルコギも作ってくれた!
牛肉の他に何が入っているのかメモしてくれている。


蟹の醤油漬けも一緒に。

牛肉の醤油煮もプルコギも蟹の醤油漬けもすべて韓国では常備菜というおかず。
日本みたいに主菜、副菜というのはなく、「ご飯、汁物、常備菜×5」みたいな感じ。
おかずを一つも作れない私にとって、ドンママのおかずは最高のヘルプ。


あとは、韓国の調味料たちが入っていた。
これは梅エキス。梅のシロップみたいな。
これも料理では必需品らしい。お肉を炒めたり、ヤンニョンに使ったり。



これは멸치 액젓。
日本語でうまく訳せないんだけど、おそらく「煮干しの液状の塩辛」
これも料理に良く使うみたい。
舐めてみたらしょっぱくて美味しかった。


最後に、最も必要な唐辛子の粉。
そしてごま塩、ゴマ、焼き塩、荒ら塩。



昨日の調味料や今日のドンママ小包をみて、韓国料理って日本料理以上に複雑なのかもしれないってことを実感した。日本料理のいろはも知らない私が言うのも変だけどさ。
不器用で何にもできない私が手間暇かける韓国料理なんてできるのかなって落ち込む。
けど、こうやって可愛がってくれるドンママの味を、私が引き継いでいきたいなって強く思う気持ちはあるんだよね。自分の人生の中の一つの目標。

それにしても、ドンママからの小包、すごく嬉しくて涙が出た。
結婚って、もう一人のお母さんができることでもあるんだなって思った。
日本にも韓国にもお母さんがいるって幸せ者だな。
国際結婚は大変なことばかりではないんだね。



2013/04/25

韓国の調味料たち







お米。ジャポニカ米。韓国も日本と同様にお米が主食です。

今日の朝にドンママからお米が届きました。
もちろん国内産ですが、ドン家のお米はすべて진원という産地で調達するそう。
ちなみにそこはドンちゃん(旦那)の本籍地でもあります。
ドンちゃんの苗字はパクですが、パクはパクでもそこの場所のパクだそう。
つまり、「ドン家の所縁の地」なんでしょうね。(多分)

隣の袋は、30種類の雑穀。

韓国は健康のためにどの家庭でもお米に雑穀を良く食べるらしい。
ちなみにドン家でもそうだった。(赤いご飯だったな~)
スーパーにいけば、いろんな種類の雑穀が置いてあります。
日本だと、健康志向の若い家庭っていうイメージですが最近では一般的なのかな。

ともあれ、我が家では雑穀を混ぜて炊くことになりそうですが、
どれぐらい混ぜたらいいのかもわからないし、
韓国製の炊飯器の使い方もわからないので、トホホです。

まあ、やってみます。


で、今日は調味料を色々と買ってきました。




まず、醤油。はい。醤油で三種類。ハイレベルすぎる。
右のグッカンジャンは、スープ用の醤油。もしくは和え物用。
真ん中のチンカンジャンは甘みがあるので加熱用。
左のヤンジョカジャンは香りがいいのでタレ用。




次に味噌ですが、味噌も醤油に負けじとすごい種類。
なんかもう頭が痛くなった私は二種類だけ買いました。

右の緑のがサンジャンといって、焼いたお肉とかにつけるお味噌。
たしかに韓国語だと「包む味噌」って訳せるから、葉っぱでお肉やご飯を包むときに、
ちょいっとのせるお味噌なんだと思う。
左のがミソチャングッで、日本の味噌と同じようなものらしい。
これでお味噌汁を作りたい。

そのほかには皆さんご存じ、コチュジャン。これも実は味噌の部類なんですよ。
赤いくせにね。あとはお刺身につけるお酢の味噌、納豆の味噌、チゲの味噌、と
本当にたくさんありました。
個人的には納豆の味噌であるチャングッジャンを使って納豆チゲを作りたい。




で、砂糖と塩。
砂糖は日本と一緒で白砂糖、黒砂糖、三温糖とありました。
我が家は彼が健康のためにと三温糖を。

塩もだいたい日本と一緒かな?
天日塩と焼き塩とあって、焼き塩を買ってみました。
それと、竹塩も一般的に使われているらしく、スーパーで売ってました。
濃厚で美味しいらしいので、次は竹塩を買ってみたい。





で、油。
右の食用油は日本と同じですよね。
が、びっくりしたのが左の「ブドウの油」!
ドンちゃんいわく、実家でも普通に使っているとのこと。
たしかにスーパーには色んな会社のブドウの油が売られてた!
とりあえず、買ってみたけど、どんな料理に使うのかな?
そしてどんな風味がするんだろうか。




最後に、出汁用に。煮干しと昆布が一般的らしい。かつおはなかった気がする。
けど、私、残念ながら、出汁の取り方、知らないのよね。
ドンママに聞いてみなくちゃ!


とりあえず、今日の晩御飯は日本式に作ったので、
これらの韓国食材の出番は明日もしくは明後日になりそう。
やってみるしかないわ。





韓国の土鍋「トゥッペギ」を買いました




韓国の家庭では必需品の「トゥッペギ」を買いました。
って、聞きなれない名前ですが、
たぶん韓国料理を食べたことがある人はかならず一度は見たことがあると思う。

韓国料理屋さんや韓国焼き肉屋さんで、チゲが入れられている黒い鍋です。
グツグツと直接火をかけて煮て、そのままテーブルに出てくるあの鍋。

トゥッペギは日本でいう土鍋。陶磁器のお鍋です。
韓国版のウィキペディアを読むと、このトゥッペギも地方によって形や深さが少しずつ違うみたい。




ちなみに見ての通り「蓋付き」です。
蓋なしのはけっこう安くて、最初はそっちに手を伸ばしかけたんだけど、
グツグツ煮るから、蓋付きがいいよ~ってドンママ(彼のママ)からのアドバイスで。
底の受け皿みたいなのは、韓国ダイソーで買いました。

これで、チゲだけではなく、ご飯も炊けるし、韓国風の茶碗蒸しもできるし、
ビビンバも、その他、様々な料理ができるらしい。




あ、これも一緒に購入!この鍋つかみみたいなやつね!アツアツだから必需品。


使いこなせるのかは限りなく謎ですが、朝ごはんにこれでチゲを煮てみようと思います。



できたら、ここで報告しますね。できたらの話ですが。


2013/04/24

春めくヨス



昨日は一日中雨だったけど、今日は晴れてくれたヨス。
写真は社宅村のエントランス付近。

朝から彼と社宅内のジムに行ってきた。
朝だったからか、おばさんたち(奥さんたち)が二、三人いておしゃべりしながら、
けっこう激しい運動をしてた。逆立ちできる器具も使って、逆立ちしながら世間話するんだから、けっこうすごいと思う。

私はランニングマシーンでランニング。をしてみた。
ランニングなんて何年振りだろう?ってぐらい久しぶりで、ひざがっくがく。
結局1キロ走っただけだったけど、でも運動って気持ちいい。

入国管理局にもいってきて、外国人登録もして、
ガスレンジも来て、都市ガスの人にセットしてもらって。。。
いよいよ。。。。自炊か。。。。ファイナリー、遂に。

まだインターネットで買った包丁が来てないから大丈夫かなって思ってたけど、
さっき彼から「今日届くって!!!」とのメール。
あ。。。いよいよ。。。遂に。。。ファイナリー!!!!

たくさんのことをしてくれる彼のためにも、
美味しいごはんを作ってあげたいんだけどね。
うまくできるかしら(冷や汗)
切実に、家事は、仕事が始まる前には慣れておきたい。


彼が仕事に行った後は、パンを買いがてら、近所をブラブラ。
歩いて三分のところに海があるので、海沿いを散歩。





手帳に大事にしまってる記事を読んだ。
大好きなオルハン・パムク。
この記事は留学時に読んで、いつもはスクラップさえしないのに、
全文をノートに書きとってコピまでしたもの。
時々、偏屈な視野になってしまうときに、読むようにしているの。
こんな人と対等に話せる人になりたくて、留学時は頑張ってきた。

今日、読んだのは自分を励ますため。
このままじゃ、絶対だめだという戒めでもある。

そういえばニュースみたけど、
日韓関係も冷え切っているのかな?
親韓・嫌韓というふうにわける必要もないし、
国に対して色んな感情を持つことは至極あたりまえだけど、
アジアにおける日韓の二国間の共存に、報復なんて存在しない。
お互い、このままじゃだめだと思う。


さて、明日は調味料や野菜を買いこまなくちゃ。





2013/04/23

my kitchen




日本でお母さんに買ってもらった花嫁道具の整理。
自分が使いやすいようにしまえばいいんだけど、なんせ料理初心者だから、そうゆう使いかってについては全然わからない。
情けないなー自分。
まあ、少しづつやっていけば、いいか?!

キッチンにはガスレンジがついてなかったので、彼が買ってくれたんだけど、大きさが合わず、返品。今は違うサイズのを待ってます。そもそも家にはガスレンジがついているって思ってたんだけど、日本だけ?それとも、ここが社宅だからかな?
ちなみに韓国では「リンナイ」のガスレンジが一般的らしいので、それを買ってました。リンナイといえば、湯沸かし器のイメージが強かったからちょっとびっくり。




冷蔵庫の中も空っぽ。
ただ、私が便秘気味だったので飲むヨーグルトを買いました。
ソウル牛乳社から出てるこれが大型スーパーで唯一のプレーンヨーグルトジュースでした。これがすごく美味しい。高いんだけどね。

では引き続き、慣れない整理をします。

日本での日々に告ぐ




私は、とうとうヨスに来てしまった。

正直、日本を離れるのはすごく辛かった。すごく複雑だった。
この気持ちを言葉なんかじゃ説明できない。
もしかしたら、もう二度と日本で暮らすことができないかもしれない。
いつか、自分の人生で、日本よりも韓国にいる時間の方が長くなるのかもしれない。
ってそんなことが頭の中でポツポツと浮かんで、そのままこびり付いていく。

迎えに来てくれた彼の前で悲しくて泣き、
美味しいものを食べにいこうと言ってくれた彼の前で泣き、
食べながら泣き、
彼には申し訳なかったんだけど、涙が出てきた。
自分が選んだ道なのに、なんでこんなに悲しいのかな。

で、思った。

人は同時に二つの国に住むことはできないんだって。
私は日本に住めば、韓国には住めなくて、韓国に住めば、日本には住めない。
体は一つだけだから当たり前のことだけど、そんなことを痛いぐらいに実感した。

だから、私。
日本での時間を諦めるからには、韓国でたくましく生きなくてはいけないし、
やりたいことはすべてしなくちゃいけないとう結論を出した。

自分に「こうだ」っていうレッテルは貼らずにいこう。
だってそんなことをしたら自分の独自性が見失われてしまうから。
私は決められた道の名において行動しているのではないもんね。
偏屈な常識やプライドにとらわれないで、私らしくいこう。





2013/04/20

about Yeosu



ヨス(麗水)ってどこにあるの?という方のために、
簡単に説明します。








↑上の韓国地図の赤い部分がヨス市です。
ちなみにソウルは一番上(北の)左側に位置します。

朝鮮半島の南部は右側を慶尚南道、左側を全羅南道と分けられます。
慶尚南道には釜山広域市、全羅南道が光州広域市があります。
(ちなみに釜山も光州も独立しているので、正確には慶尚南道や全羅南道に属しているとはいわないけれど、韓国人の感覚では釜山といえば慶尚南道、光州といえば全羅南道みたい。


ヨスは真ん中に位置しますが、慶尚南道ではなく全羅南道になります。

面積は501㎢、日本だと大分県の大分市と同じ。
ちなみに島が365島あるそう。
人口は約29万人、日本だと青森県青森市、三重県津市。

つまり、地方の県庁所在地みたいな感じ?
田舎だと思っていたら、意外に規模が大きかった。







上の写真はヨス市の全体図。ヨス市内が赤い矢印で、工場団地は青の矢印です。
金海空港から高速バスでヨスへ向かうとき、ちょうど左手に工場団地が見えます。
夜ならば、光り輝いてなかなか幻想的でもあります。

とりあえず、こんな感じです。
概要にもならなかったかもだけど、なーんとなく「どんなところに位置するのか」を
わかっていただければ、幸いです。


調べれば、気温とか特徴とかほとんどのことがわかるけど、
自分で何も体験していないのにブログで「こうだ」と書きたくない。
住んでみれば色々と思うこともあると思うので、それはおいおい書いていきたいです。

2013/04/19

私たちの机




新居の準備は彼にすべて任せてます。
私は本当にめんどくさがり屋なので、彼が決めてくれるのにGOサインを出すのみ。
キッチン家電のオーブンも冷蔵庫もすべて彼に決めてもらった。
彼がLGのDiosというラインの、素敵なオーブンを買ってくれたんだけど、
スチームとか光波とか使いこなせるか不安。

が、youtubeに、このオーブンを使った素敵な奥さんたち動画がたくさん泳いでるので、
漁っては見てます。

前回のブログでの予告通り、無事に壁紙と床をすべて張り替えてもらい、
ダスキンみたいな業者を呼んで4時間かけて清掃してもらいました。

彼が買った家具も続々と届いているみたい。

その中で私が一番気に入ったもの!!
冷蔵庫でもオーブンでもテレビでもなく。。。。これ!!






二人で使える机です。彼がまず先に、これを注文してくれました。
いや~さすが彼、私のことをわかってる(ノロケ)

私の生活と密接に関わっているのが何より机。
本を読んだり、勉強したり、仕事の準備をしたり、机がなくちゃ始まらない。
集中するには、食卓でもなく、ソファーのテーブルでもなく、きちんとした机じゃなくちゃね。

恋人時代から彼と二人でテキストを作って、
英語のstudyもしているので、続けていきたい。
私自身、仕事以外に本腰入れてしなくちゃいけない勉強もある。
韓国語能力も単発の通訳の仕事が来るぐらいにもっと伸ばしたい。
読みたい文学も日本で買っちゃったし!

家事を二人で分担して、しっかりと時間を管理して、
この机で二人並んで、勉強を頑張りたいねと約束。

で、欲を言えば、大きな本棚がほしい(笑)
けどそれはまた次の機会。



あ、前回の記事で、ベランダ倉庫について書いたけど、
下のがその写真。




洗濯機を置きました。(彼が)
聞いたところによるとキムチ冷蔵庫なども置くそう。
反対側にも同じ長さの空間が続くことを考えると、
けっこう広いスペースなので、うまく使いこなしたいな。



ちなみに今日、ようやく自分の荷物を韓国に送りました。
F6ビザも無事に取れて、あとは身一つで韓国に向かうだけ。

いよいよ。

2013/04/14

新しい家


まず、ちょこっと麗水(ヨス)について。


韓国は朴正煕政権下、重点的に「石油化学」を育てようという政策を取ります。
そこでヨスが選ばれました。
海と山に囲まれて美しい地域ですが、車で40分走れば、
石油化学のプラントが立ち並ぶ光景も見ることができます。

朴正煕の政策が与えた影響は大きいです。
石油化学産業があるために、ヨスで雇用が生まれ、
だからなんというか、韓国語でいえば、여수사람들 잘살고있다
日本語では、「ヨスの人たちの暮らしぶりは良い」といえるかな。
韓国で一番犯罪率も低く、そして、ゴミが全然落ちていない、
とてもきれいな田舎の街です。ホームレスがいないのも一つの特徴的。

日本でいう原子力発電所がその地域にお金を落としてくれてたこと、の韓国版。


大学で化学工学を専攻した彼は、韓国の大手石油化学企業へ就職。
麗水(以下、ヨスと書きます)へ赴任。(本社はもちろんソウル)

彼の勤め先は社宅が完備されていて、敷地内には、社員の食堂、ゴルフ場、テニスコート、
ジム、自家栽培用の農園も併設されていて、なんだか村みたいになってます。
私はそれを「社宅村」と命名。
村の門には24時間体制の警備員。
敷地内には専門の庭師も!(雇用が創出されている)
村の中には工業内で働くいわゆるブルーカラーの人たちも含まれるので、
ここまで大きいのかなと思う。


例外なく、私たちも社宅に入居です。
で、先日、社宅のどの部屋になるのかが決まり、
彼とスカイプで中継しながら部屋を見ました。
初対面、私と部屋。

で、今日はその時の感想をつづります。(前置き長くてごめんなさい)


全体図はこうです。





(てか、若干、図がおかしいけど。部屋③が一番広いのに、一番狭くなった。
で、実際、サンルームも飛び出てないし。)

写真の通り、3LDKです(二人暮らしなのにそんなに部屋いらないよっていうね。)

ベランダがなくて、サンルームみたいなのというのが完全に韓国的。

そして、図でも書いたように、謎のスペースがあります。
室内なんだけど、キッチンの勝手口のドアから入る、隔離された空間。
そして土足。でも端っこには洗濯機をおけるように蛇口みたいなものも。

ここのスペースの名前は「베란다 창고」
日本語訳をすると「ベランダ倉庫」

物置みたいに使うのかな?

彼曰く、「夏にはここでサムギョプサルを焼けるよ」とのこと。
聞いた瞬間、え??っとなったけど、窓を開ければ確かに、できるかも?
夏になったら挑戦してみましょう!


でね、さらにびっくりしたこと。





思わず、OMGって書いちゃった。
三つの部屋のうち、一つの部屋がこんなんだった。
壁紙の花柄、そして一面にしか貼られてないという衝撃。
これは前に住んでた人が貼ったらしい。

でも韓国ではこうゆう貼り方は普通のことみたい。
きっと、絵画を飾る感覚なのかな?
壁紙が安く貼れるから、気軽に楽しめるのかも。
もしかしたら日本でもインテリアに関心が高い人は、
こうやって楽しむのかな?

でも、やっぱり衝撃。

びっくりしてたら、会社負担で壁紙と床は張り替え無料とのこと。
さっそく彼が下見に行き、張り替えを頼んでくれた。一安心。

あ、あと。
韓国の場合、引っ越しする際には掃除せずに次の人に受け渡し、
新しく入る人が掃除をするので、掃除の業者も頼んでもらいました。


引っ越や間取りでこんなに違うんだと正直驚きつつ、
私は日本での引っ越し準備~


気づけば一週間を切ってる。


2013/04/05

blue and yellow





最近、ちょこちょこと買い物をしています。
もっぱら、キッチン雑貨系?
結婚前なんて、そうゆうお店をスルーしてたし、
あんまり興味もなかったのに。


上の写真は、ランチョンマット。
渋谷へ寄った帰りにヒカリエにて買いました。
春らしくってお気に入りです。







で、こちらの和食器たちは、近所の瀬戸物屋さんで。
既に結婚している、幼馴染に教えてもらった、穴場のお店。

素敵な和食器が山盛り置いてあって、安いの。

そして、お店のおじいちゃんが可愛い。

写真一番下の、大きくて少し淵があるお皿を
「いいな~」って思いながら見てたら、

おじいちゃん「それ、いいよね~」とニコニコ。
「すごく使えるよ~これからの季節なら冷やし中華とかもステキだよ!」と。

韓国に冷やし中華がないのは残念だけど、ホント素敵だったから買いました。


夫婦茶碗も買いました。日本らしい!



で、思ったんです。

キッチン雑貨や瀬戸物屋さんで、物を選んでいるときに、ふと。

私って、今、幸せな時期なのかも、と。


もちろん、彼といるとき、彼といない時でも、彼に関連することはすべて幸せだし、
彼とは関係ない、自分自身のことでも、幸せを感じているけど。

でも、この結婚して(もしくは結婚する)、準備をしている間の女の人って、
世間一般的に幸せな時期を過ごしているよね?

彼とのお茶碗選んだり、彼にどんな料理を作ってあげようか、
この食器はこんな料理を作ろう、とか、

二人の新婚生活を思い描きながら、
ニヤニヤしながらお買い物をするもんだよね?

当の私も、そうゆう時間、すごく楽しい。
キッチンや料理じゃなくても、実際の買い物じゃなくても、
ただただ、ネットで家具を見てるだけでも、すごく楽しい。

すごく楽しいんですよ!

今までは、こうゆう幸せって私にとっては俗っぽくて、どちらかというと嫌いな分野であって、
「もっとコアなこと」で楽しみを感じたいし、幸せを感じたい、自分だったんです。

そして今までそうやって生きてきた分、
今回、俗っぽい幸せを感じている自分に出会えて、すごく新鮮。

オメデトウ、私!(皮肉?)


がしかし、これをどうやって韓国に運ぶかなんだよ。



2013/04/03

籍を入れました。





先週、韓国で籍を入れ、その証明書を彼にEMSで送ってもらい、
今週、日本の区役へ行き、報告的届出を無事に終わらせ、
晴れて両国で法律的に夫婦になった。

で、今の気持ちを素直に書く。

私たち自身の結婚を国際結婚とかを意識してなかった。
そもそも恋愛に国境もないし、
彼とも相性抜群で、韓国語で意思相通もできるし、
文化の相違でケンカとかもしたことなかったので、
「外国人と恋愛をしている」という感覚ないままここまで来たので、
両国の婚姻の手続きをしながら、「そうか、私たち国際結婚なのか」
と実感した。

あと周りから「国際結婚だね」って言われたりして、
「お、そうか!」と。

手続き自体は、しっかりと書類を準備すれば、まあ大丈夫。

今は日本の役所が私を筆頭とした新しい戸籍が発行するのを待ってる。
それが手に入れば、次はビザを申請しに行く。
ビザのための書類はすべて揃えたけど、
籍を入れるのなんて序の口に感じるぐらいめんどくさい。

私は、早く早く、ビザをしっかりと受け取りたい。
それで初めて、ホッと一息をつける気がする。
籍を入れて法的に夫婦になることってきっと大事な節目だけど、
私にとっては一つの経過点でしかない。

ビザをとって、ヨスに行って、彼と暮らし始めて、
自分の仕事も始まって、その仕事が夢への足掛かりになることを実感するまでは、
本当の意味で「韓国に来たんだ」とは思えないんだと思う。
あ、でもきっと仕事で実感できても、そこからがスタートだから、
区切り的な感情もないのかも。

と、様々な感情が渦巻くけれど、
やっぱり彼と夫婦になれたことは嬉しいな。
そしてお友達からお祝いの言葉をもらえるのも本当に嬉しい。

お母さんが言ってた
「結婚したいって思われて、結婚をするって幸せなことなのよ」って。

その通りだなって思う。
彼の「結婚したい」「結婚しよう」の求婚から、
私自身の準備まで時間がかかってしまったけど、
片時も私との結婚を諦めずに、絶対に私との将来を手放さなかった彼に私は感謝しなければ。

愛は海を越えるのさ。
帰る場所は国ではなく、家族の待つ家だんだから。


写真はこれから住む予定の、彼の会社の社宅からの風景。