My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2013/05/07

新緑の季節、初心に帰る。







「12ケ月が色を取り合えば、緑はすんなり5月のものだろう。桜を追いかけて、若葉や早苗が列島を駆け上がる月である」

2年前の5月1日の天声人語の始まりの言葉である。
あまりにも美しくて、清々しくて、ノートに書きとった。
そして、2年前の5月も今年の5月も「その通りだ」って、思う。

皐月、「さつき」とその響きも美しいのに、その上、光と新緑で輝くなんて。
そうだ、間違いなく、5月は美しい緑の季節だ。
5月生まれが叶わなかった今、せめて5月の花嫁になりたいと願う。

さて、日本列島だけでもなく、同じく四季を持つ国である韓国でも、
5月は新緑の季節。
青々とした木々に魅せられながら、先日、ヨス市女性文化センターを訪問した。

目的は結婚を機にヨスに来た外国人の妻を対象とした韓国語能力試験の講座。
週一回、午前中の3時間、無料で受けられる。

教室には私以外に、4人の中国人。皆、私よりも一回り上の先輩たち。
そして素晴らしい韓国語の能力。皆、発音がネイティブに近い、上手。
久しぶりに、自分の韓国語能力に自信を失くした。

中級はすべてクリアして高級、しかも最上級を目指していた私にとって、
またひとつ衝撃が。教室で解いた中級の問題でもわからない単語がチラホラあったのだ。

完全に自信消失。
私は私が思ってた以下の能力だったのかもしれない。

世界を大きく見たいのって、大きなことを言いながら、
私は、いつからか、井の中の蛙になっていた。
しかも、自分から井戸の中に飛び込んでいた。
海の広さを知らず、空の高ささえ甘く見ていた。

授業を受けたその日から、私は、決心した。
韓国の大学院で授業を受けてたとか、韓国語を使って仕事をしてたとか、
テストの点数とか、そうゆうものをすべて、手放そうと。
気持ちを一からやり直そうと。


新緑の季節、初心に帰る。
1年後には、その緑以上に、きらきら輝けるだろうか、という不安と期待とともに。








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