My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2013/06/27

韓国 6月の風物詩




私の前を6月がすごいスピードで過ぎようとしています。
夏でもなくて、春でもなくて、涼しかったり、暑かったり、雨が降ったり、
どの月よりもやっかいで、手に掴みにくいなって思う。
梅雨のため、誰かにとっては憎く、嫌われ者だったり。
けれど、日本では紫陽花が似合う美しい一面もある。

では、韓国の6月といえば?
紫陽花?うん、たしかに道端で咲いているのはみるのですが、
日本みたいに、もりもりと元気な彼女たちとはちょっと遠い。

私が感じる、韓国の6月は、ニンニク、です。
上の写真も、近所の農協マートで売られているニンニク。

6月になれば、マートに限らず、市場や大型スーパー、道端で、
ニンニクが大量に束ねられて、売られ始めます。
1個買い、なんて、そんな甘いことできません。
みんな50個一気に買っていくのです。
(写真も50個で1000円ちょっと)

もちろん、旬だから、なのですが、
何より韓国料理ではニンニクが欠かせない「調味料」なのです。

私も調理学校で実技の際はどのメニューでも、
まずニンニクから刻み始めます。
(なので、若干、指がニンニクくさい)

韓国料理の基本となるヤンニョン(タレ)にかならず刻んで入れるニンニクなので、
一番美味しい時期に大量に買っていく人がいるのは納得です。

そして、ヤンニョン以外にも、実は大量に買って使う道が。

それは、장아지(醤油漬け)です。
食堂でもよくおかずとして出てくるもの。
この時期に大量のニンニクを醤油漬けしておくのです。

で、実は、6月に出てくるニンニクは、
ヤンニョン用と醤油漬け用の二種類に分かれるそう。

ヤンニョン用はピリリと辛いニンニク、
醤油漬け用は水分たっぷりの甘いニンニク。
見分け方はなく、その都度お店の人に聞くのだそうです。

おもしろい!でも私にとってはレベルが高いので、
(二人で大量のニンニクを消費できないし、)
6月にニンニクを大量に買うことは当分はないと思います。
買ってみたいなって思うけど…我慢。

ちなみに我が家は、皮が剥かれた状態でパックに入っているニンニクを買ってます。
50カケぐらい入ってて200円もしないかな。なくなったらすぐに買い足してます。


韓国人が大好きなニンニクも、6月が過ぎようとしているので、
マートで並ぶ姿をなかなか拝めません。
写真のニンニクも旬は最後でしょう。
また来年~

6月を元気に飾ってくれたニンニクに感謝しつつ、
7月は何が美味しいんだろうってワクワク、してます。











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