My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2013/08/03

装飾技法



ローリングで大きなお皿を作り、
その上に釉を塗り、
牡丹唐草文の模様を鉛筆で書き、彫り、
乾いたら模様以外のところをまた彫って唐草文を浮き立たせる、
という技法を習得中です。象嵌技法を発展させた装飾技法のひとつで、
高麗時代に誕生したと先生から教わりました。

この時代、国の宗教は仏教。
陶磁器もその影響を受けています。
なので高麗の陶磁器はとても華やか、
牡丹や蓮の花の唐草文を浮き立たせるような装飾が多いのです。

一方、李氏朝鮮は、仏教ではなく儒教。
青磁から白磁に変わり、質素で控え目、
彫ったりする装飾よりも筆で絵をつける装飾が多い、とのことです。




唐草文なんて書いたことなかったけど、
先生が自由に好きなように書いていいと言ってくれたため、
自分の好きなように書きました。
バランスを取るのが難しかったけど、すごくおもしろい!!
唐草文をもっと自分流にアレンジしたいので、
家でもスケッチブックに書いて練習してます。

写真は文様を掘ったところで、今は浮き立たせない部分を懸命に彫ってます。
3時間かけてようやく全体の5パーセントができあがる感じなので、
完成は来週いっぱいかかりそう。

この技法、習得したい。この夏、頑張ろう~







↑最後にドンちゃんが書いた私と、私が書いたドンちゃん。
不細工に描きすぎたね、ドンちゃん、ごめんね(笑)


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