My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2014/12/08

韓国 男同士のスキンシップ


今日一日を使って、パワ―ポイントを作り終えて、配布するレジュメもほぼ完成。発表は水曜日で、一人の持ち時間も少なめなので気が楽。おまけに、けっこう興味深い内容だったので、ここで簡単にシェアしようと思います。

授業名は「非言語コミュニケーション」というもの。コミュニケーション時は言語で伝わる情報よりもむしろ、非言語で伝わる情報が量としては多い、という前提に立ち、言語と違い体系的ではない非言語をなるべく言語みたいに分類し、しかしその限界も見つつ、文化の差も考えつつ、非言語行動が日々のコミュニケーションの中でどのような作用していくのかなど、とまあ、色々と盛りだくさんに勉強してきました。修士の研究分野とダイレクトには関連しないのですが、なかなか面白かった。

課題は非言語に関わるテーマならオッケーという割と自由な感じで、仮説を立てて、調査しサンプルを集めて、分析し、結果を発表するという形式。

で、私は今回、同性同士、しかも男同士のコミュニケーションにおいて、パーソナルスペースの使い方と接触の文化差を見ることにしました。もちろん日韓比較。

平たく言えば、日本男子と韓国男子は同性同士、どれぐらいの距離を保ちながら、どれぐらいスキンシップをするのか、を調べてみたのです。

で、集めたサンプルの中で特に面白かったのがドラマでの演出。花ざかりの君たちへの日本版と韓国版で、主人公と中津くんを見比べてみただけで、日韓でかなりの差がありました。

以下、私がワードで作った簡単な表を日本訳したものです。



↑これは日本バージョン。ちなみに主人公は男子に扮した女子なので中津君からの行為を中心に集めました。



↑そしてこれが韓国バージョン。日本に比べてかなり距離が近く、スキンシップも多め。引き寄せるときも日本では襟元を掴んでいたのに対し、こっちでは手首を掴んでます。さすがに手は繋がないけれど。二人で顔を近づけて写真を撮るなんて韓国ならではだなーって思いました。

日本と韓国を比べてみると、韓国の方が仲良しに見えるのですが、実際は日本だって同じぐらい仲良し。この差はやはり、文化なんだなーって思います。ドラマ一つを見てもこんなに差異があるもんなんですね。

つまり非言語行動は文化に因る部分が大きい。また、定説によればアジアは非接触文化と一括りにしているけれど、実際は多様なんだ、ということが私の見解です。



生田斗真演じる中津が好き



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