My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2015/09/14

旬の韓国ごはん




週末の土曜日は天気があまり良くなかったのですが、日曜日はカラリとした秋晴れ。朝、カーテンとカーテンの隙間から漏れる陽光がいつもより力強くて、開けた瞬間にドバっと溢れてきて、ドンちゃんと天気がいいねえ~とキャッキャッ喜びました。

せっかく晴れているし、昼ごはんは海沿いのお店へ旬のコノシロを食べに行こうよ!ということで、午前中に二人で洗濯物を片付けて、タクシーに乗っていざ出発。

ヨスの内湾の左側をずっと行くとちらほらとお刺身のお店が並んでいる地域に出るのですが、この時期になるとどのお店も「전어(日本語訳でコノシロ)」と書かれた看板が掲げられています。タクシーを降りた後はお店が並ぶ道をウロウロ、どこも同じなのでピンときたお店に入ります。今回は海を見ながら食べたかったので外にテラスがある食堂を選びました。




コノシロが食べたかったら「전어」というメニューを撰べばオッケー。種類は大、中、小とあり、二人で食べるには小で充分。ちなみに価格は大体どのお店でも小は5000円から6000円ぐらい。

頼んでまず出てくるのは色んな種類のお通し。その時期の旬のものが色々と出てきて、季節ごとに楽しめます。今回はサツマイモやお餅なんかも一緒に出てきました。エイを発酵させたホンオも出てくるのですが、これは全羅南道ならではなのかな。

お通しが終わると、いよいよ本メニューの始まり。まず出てくるのはコノシロのお刺身。上の写真です。新鮮で脂がのってて、ものすごく美味しい。これが旬だね~とドンちゃんと感動。



ちなみに韓国ではコノシロのお刺身は玉ねぎと食べるのが定番です。ここのお店は紫玉ねぎがサンチュと一緒に出てきました。私は生の玉ねぎがあまり好きではないので、このような食べ方はしなかったけれど、ドンちゃんはチャレンジ。玉ねぎの上にお刺身をのせてサンジャンと一緒に包んで食べてました。




お刺身の次に出てくるのが塩でシンプルに焼いたコノシロ。焼かれているから淡泊さもありつつも、脂がのっているので食べごたえがありました。焼魚系はドンちゃんが骨をとるのが得意なので、ドンちゃんにほぐしてもらいながら食べましたが、実際、頭以外は皮も全部食べれちゃいます。




最後に出てくるのが、海産テンジャンチゲとムッチム、そして白いご飯。つまりシメですね。海産テンジャンチゲはやはり出汁が出てるから、本当に美味しい。蟹とコノシロがごろっと入っています。これは自分でも作りたい、自宅でも食べたい。スーパーでは時々蟹が売られているので、テンジャンチゲ用に買ってみようかな。残ったら醤漬けにすればいいし。



一緒に出てくるムッチムも美味しい。ムッチムとは和え物という料理の総称。写真のムッチムはコノシロのお刺身とキャベツなどの生野菜や果物、そしてエゴマの葉を一緒に甘辛酸っぱく和えたもの。おそらく、味付けはコチュジャン、砂糖、お酢が主な調味料だと思います。このムッチムをご飯と一緒に混ぜていただきます。




写真のように、すでに海苔とごま油がセットされている器にご飯を入れとムッチムを好きなだけ入れればオッケーです。ビビンバだね。魚介類を最後はムッチムでしめるのは、割とどこも共通していること。例えば、順天湾で有名な灰貝定食も最後はこれでしめます。甘くて辛くてそして酸っぱくて韓国ならではの味なので、これは是非試してほしいです。


コノシロをたっぷり堪能した後は、秋晴れを堪能すべくドンちゃんとお散歩をして、美容院で私の前髪を切ってもらい、ワッフルと珈琲を飲んで、お家で休んで、運動をして、映画を観に行きました。



お腹いっぱい、充実した日曜日でした。しばらく、コノシロはいいや。



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