My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2016/04/29

鴨肉のプルコギ



平日はなるべく自炊することを心がけているのですが、難しい日もありますよね。帰りが遅くなる日は、前日におかずを多めに作っておくとか、朝のうちに仕込んでおいたりしてあとはオーブンで焼くだけとか、色々と工夫をして乗り越えます。

でも、一番の問題は精神的な理由のもの。

時々、何も作りたくなくなる時があります。何もかもが面倒くさくなる時が。帰っても何もしたくない時。食材が冷蔵庫にあって使い切らなくちゃいけないけど、それがかえってプレッシャーになる時。私は私が作ったものではなく実家のお母さんの料理が食べたいのと切なくすがる思いになる時。とにかくいろんな人や物事に疲れている時。からといってドンちゃんに料理してもらいたくない時(オムライスもチャーハンも食べたくない時っ爆

ドンちゃん曰く、そうゆう時の私は鬱々としていて、ドンちゃんはそれをメッセージや電話越しですぐに感知できるらしい。それを察したドンちゃんはすぐさま「外食しようか?」と提案してくれます。私はその言葉に救われ、元気が満タンになります。自炊という呪縛から放たれる瞬間。情けないけれど、平日の外食は毎回そうゆう感じです料理は好きだけど、人間だものめんどくさくなる時がある。ふふふ。

そんな経緯で先週食べに行ったのが、オリプルコギ、鴨肉のプルコギです。




鴨肉はスーパーでも売られているぐらい韓国ではよく食べられるお肉です。ただ豚肉や牛肉、鶏肉と違うのは、やはり少し特別な感じが伴うところ。というのも、陶芸の先生曰く、鴨肉は「身体を保養(養生してくれる」ものらしい。いわゆる韓国語でいう「保養食としての色合いが濃いのが、他の豚牛鶏にない鴨肉の特徴。そうゆう話を聞くたびに、韓国は普段の生活の中に医食同源という考え方が溶け込んでいるのだなと思います。




さて、鴨肉のプルコギ。ヤンニョムにたっぷりつけられた一羽分のお肉を鉄板の上で焼いていきます。このヤンニョムがとっても美味しかった。生姜の香りが漂う、辛くないさっぱりとした味付け。火が9割通ったら、ニラとえのきをのせ、さらに焼いて食べます。






ここのお店のサンチュは自分たちの農園で育てているものを使っているらしく、とっても新鮮でした。このサンチュに包んで頂きます。




ヤンニョンに味が付いているので、そのまま食べても大丈夫ですが、タレをつけても美味しかった。お店の自家製のチョジャンと荏胡麻の実の粉を混ぜたもの。酸っぱく香ばしい。

肝心の鴨肉の味は、柔らかい豚肉のようです。鶏肉よりもこくがあって、でも豚肉よりはさっぱり。スライスされた鴨肉も初めて見ました。ただ怖いのは、どんなに食べても全然胃もたれしないということ。いくらでも食べれます。




最後はもちろんポックンパッ。残ったプルコギと一緒に炒めたご飯は絶品です。一緒に出てきたテンジャングッも美味しかった。

ちなみに山羊のお肉も保養食であるらしく、山羊肉のプルコギも陶芸の先生から勧められました。近所に山羊肉の鍋料理屋さんがあるので、まずそれにドンちゃんとチャレンジしてみようかなと思います。私が料理する気が起こらない平日にでも。


今日はやる気満々。最近はニラが安いので、ニラ入りのケランチムを作ろうかと考え中です。




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