My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2016/05/19

充実感



最近気付いたこと。私の指導教授がブルーノ・マーズに似ている(爆

もちろん教授は純韓国人なのだけど、顔の作りと雰囲気がぼんやりと似ている気がする。なので教授と話すたびにブルーノ・マーズのTreasureが脳内で永遠リピートされます。Treasure, that is what you are~

が、私は指導教授のことが本当に好き。この大学院に入学した目的は教授と出会えたことだと信じているぐらいです。素晴らしい人格者。そして教授はドンちゃんを除いて、私の知り合いの韓国人の中で唯一私の言葉が通じる人。言葉が通じるとは単に意思疎通ができるというわけではなく、私が言うことを深く理解して同意してくれるということ。本当に貴重な存在です。

今学期はその指導教授の授業が夜遅くに終わるので(それ以外の授業もそうそこからバスに乗って帰宅するのが深夜になります。

深夜12時過ぎにバスターミナルに着くと、いつもニコニコして待っていてくれいるドンちゃんが窓から見えます。バスから私が降りると、すぐに私が背負っている重いリュックを「僕が背負うよ」と持ってくれ、「お疲れ様」と抱きすくめてくれます。授業後は脳内がかなり興奮しているのか、高速バスの中では一睡もできず疲労満タンでヨスに到着するのですが、ドンちゃんのおかげで少し回復する瞬間。




そこからお腹ペコペコの我が夫婦は深夜にも関わらず晩御飯を食べます。24時間営業の食堂でコムタンやクッパを食べることが多かったのですが、最近はとにかく早く家に帰りたいので、コンビニでお弁当を買ってお家で食べています。

私が留学していた時も、釜山で働いてた時も、結婚してヨスに来た当初も「韓国のコンビニ弁当は微妙」という認識が常にあって、コンビニで買うぐらいならキンパのお店で巻きたてのキンパをテイクアウトする方がいいと思っていました。しかし、最近のコンビニはお弁当を主力商品として売り出しているようで、見かけでも美味しそうなものがけっこう売っているのです。実際、食べても美味しい。


帰宅して私がシャワーを浴びている間、ドンちゃんがレンジで温めてくれたお弁当。準備してくれたグラスにビールを注いで、テレビを見ながら一緒に並んでそれをつついているその時間は、疲れているのだけれども、充実感がたっぷり私を満たしてくれています。幸せだーと思う。

それは、結婚して海外にいるけれど、ドンちゃんとは別のところで私も頑張っているという充実感。ここ韓国で私は私の世界があるという充実感。そしてその裏には、ドンちゃんという帰る場所があるという安心感。そんなのを感じるから。

母国を離れても、自分が熱中できることがあり、そこに信頼できる師と友がいるということ、そしてそれを心から応援してくれて支えてくれる夫がいること。考えてみると、とても幸せなことだなと思う。普段は論文と発表ががあるから切羽詰まってたりして、そんな風に感じる余裕はないけれど(それも問題だけど

コンビニのお弁当は私の心を、ちょっと温めて豊かにしてくれます。



と、深夜に身体によいとは言えないコンビニ弁当を食べることを正当化してみる。へへ。







にほんブログ村 海外生活ブログ 韓国情報へにほんブログ村

人気ブログランキングへ


0 件のコメント:

コメントを投稿