My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2016/11/25

市場へお買い物


水曜日は大学院の研究室に行き、教授に執筆中の論文を見てもらいました。

家に籠って一人で一心不乱に書き進めていると、どうしても「私の論文はこれでいいのか」という訳のわからぬ不安に襲われるので、毎回その不安を背負って、ものすごい顔をして教授に会いに行くのです。しかしながら、教授に会って、的確なアドバイスをしてもらい、とてもよく書けている、と励ましてもらうと、その不安は一気にどこかへ。研究室を出てバス停に向かう私の足どりは軽く、目の前はパッと明るくなります。

ま、それも一時的なもので、またこの不安は積もっていくのだけど・・・。

教授に会うのが一番の不安の解消方法ですが、やはり大事なのは日々の気分転換なんじゃないかな、と思います。散歩に出たり、コーヒー飲んだり、走ったり、NBAを観戦したり、家で論文を書く日は必ず、何かしらの気分転換を挟みます。

昨日は午前中、散歩がてら市場へ。風が強い日だったので、セーターにダウンを着て出かけてきました。

少し前までは、陽光をあびキラキラと光っていた柿が目についていたのに、昨日は大粒の苺がその席に。道端のおばちゃんたちはせっせと器用に殻から牡蠣の身を剥いでいて、ああ、冬が来たんだなって実感。

市場は少しだけ早く新しい季節の到来を教えてくれます。






写真は、昨日市場で買った物。右上は明太子の塩辛(韓国版明太子)、右下の袋に入ったのは純豆腐、左上はひよこ豆、そして名前がわからない魚。




純豆腐を買ってきたら、器に盛って出来立てをそのまま食べちゃいます。これが一番おいしい。お醤油を垂らさなくても、いくらでも食べれちゃいます。




ひよこ豆は1キロ400円ぐらいで買いました。これは安いの?

ちなみに豆を買うときは、精米もしている穀物屋さん。韓国では豆はお米と炊く場合が多いので、穀物と一緒に売られているのです。

韓国ではひよこ豆ってどう食べるんだろうって思って、お店のおばちゃんに聞いてみたら「そのままお米と一緒に炊くと美味しいよ」とのこと。おばちゃんいわく、ひよこ豆は他の豆と違って、水に浸けて置かなくてもいいらしい。また、お米と一緒じゃなくても、ひよこ豆だけで炊いてもご飯の味がして美味しいよ、とのこと。



おばちゃんのアドバイスは胸にしまい(爆)、私は一晩水に浸けて、コトコトと煮ました。ローリエと一緒に。今日はサラダにして、明日はスープにして、スムフにもしたい。残りはすべて冷凍保存。




豆といえば、この前は大豆を煮ました。昆布と一緒に。韓国で、日本で売っているような豆の水煮を見たことないんです。なので、いつも乾燥豆から水に戻して煮て、料理に使います。コトコトと豆を煮る時間は好きだし、好きな固さに調整できるからいいんですが、やっぱり日本のように豆の水煮があれば便利だなーって思う。。。今思えば、ミックスビーンズの水煮の缶詰とか、あれは神ががって便利だよ。



これは買ってきた魚。15匹からでしか売らないところを、魚屋のおばさんに「夫と二人暮らしなんで、こんなに食べれないー」と言って、半分を半値で売ってもらいました。

名前を聞くのを忘れたけれど、国産で旬な魚らしい・・・。

ちなみに美味しい食べ方を聞いたところ、焼くか蒸すがオススメとのこと。蒸すって韓国らしい。

台所で綺麗に洗って、鱗をとって、内臓も取って、下処理。開いておこうかなと思ったんですが、小さいからやめておきました。

どんな魚なのか、さっそく焼いてみたら、白身でたんぱくな味。なかなか美味しい。なので、3分の2は塩を振って保存、その日のうちに焼いて食べるように。





残りはオリーブでマリネに。イタリアで買ってきたハーブのスパイスとトリュフの塩で味付け。今日はこれをソテーにします。



と、市場に行って、お店の人と話して、買って、台所に立って色々と下準備したり、料理したりするのは、論文執筆の気分転換になります。何よりも楽しくて、幸せ。


不安は募るし、気分転換をしたところでそれがすべて解消するわけでもないけれど、でも幸せな気分はより良い論文を作り出すパワーになる気もする・・・。


あくまでも、気がするだけだけど!





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