My everyday life from Yeosu/여수/麗水, Korea.


2018/02/28

おやつの時間




毎朝7時には目覚める息子が8時を過ぎてもぐっすり寝ているので、朝食のあとにおやつタイム。コーヒー入れて、韓国のニュースをみて、のどかな朝のひととき。


おやつって良い響きだなーって思う。その言葉を聞くと、子供時代の何にもかもが新しくて面白かった無邪気な日々を思い起こさせるというか。私は大人になりたくない子供だったから、切なさもそこにはあって。おやつ、韓国語にはそれに対応する言葉がない。敢えて言うなら間食だけど、日本のおやつの概念とはちょっと違って、ピザとかカップラーメンとかも含まれるから、やっぱりおやつじゃない。

最近はそんなおやつの時間を、楽しみに生きている。息子が眠った時に食べる甘いもの、コーヒーの美味しさったら格別で、毎晩明日のおやつはあれを食べようと決めて寝ているぐらい。この際カロリーは気にしない、母乳育児頑張ってるから。痩せないけど。

先月はまったのがオレオ。箱買いしてどんちゃんがひくぐらい食べていた。出産直後はフランスのクッキー。全種類ネットで頼んで病院に持ち込んだ。今月はドーナッツを比較的良くたべたな。ベビーカーデビューもしたからカフェでおやつタイムもしたな。

どんちゃんが「マイベイビー、おやつ かって きましたー」と菓子パンやフルーツと一緒に帰宅する日も嬉しい。どんちゃんが発するおやつって発音も可愛くて好き。

来月は何を食べようかな。もうあっという間に三月になる。



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2018/02/23

体力温存中




旧正月は家族三人、ヨスで過ごしました。息子はベビーカーデビュー。お天気が良い日が続いたので、ランチがてらお散歩三昧。息子はスヤスヤと眠ってくれるので、ランチの後のカフェも大人2人ゆっくり。お散歩しながら、ベビーカーの中にいる息子の顔をドンちゃんと覗くということがこんなにも幸せなんだと気付いた旧正月でした


さて、平日はなるべく自炊したいのですが、やっぱりなかなか難しい。息子が寝たら時間はあるのだけど、せわしく料理したくない時もあり、そんな時はデリバリーを利用しちゃいます。





お気に入りはユッケジャン。写真は単なる真っ赤なスープだけど、牛肉から出るコクのある出汁と生姜のハーモニーがなんとも言えず、ご飯3膳ぐらいいける美味しさ。毎週水曜日はユッケジャンの日、と勝手に決めてドンちゃんを巻き込んで食べています





こちらはスンデクッパ。休日のランチに頼んだら美味しくて平日の夕食にもリピートです。鉄分補給になるし、体あったまるし。サイドメニューには全羅南道でよく食べられる암뽕スンデも。玉ねぎなどの野菜が入っていて歯応えがあって美味しい。

その他、お弁当を頼むこともあります。デリバリーの良いところは料理しなくてもいいという点だけではなく、食後の後片付けも不要という点。後片付けはいつもドンちゃん担当なので、デリバリーした日はドンちゃんの息子との時間も増えます。たった15分ぐらいだけど、でもこの15分は意外に大きいのです


デリバリーしない日も、お惣菜屋さんで買ってきたナムルやおかずを並べ、お肉屋さんで買ってきたヤンニョムに予め浸けられているお肉を焼くぐらいなので、料理らしい料理は全然できていない状態。

でも今はあまり無理せずに、アウトソーシングをして上手にやっていこうかなとこれから離乳食だってあるし、息子が成長期になったら美味しくてスタミナあるがっつりしたご飯をたくさん作ってあげたいし(当分先だけど、楽しみ!)なので、栄養は最低限気にしつつ、時短レシピを勉強しつつ、無理せず、体力を温存しておこうと思います。

という言い訳。ふっふふ。





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2018/02/20

90日と何日か



三ヶ月

体重は出生時の二倍以上、首もだいぶ座るようになってきた。朝が一番機嫌よく、ほっぺを押すと微笑む。カラカラと音の出るおもちゃと夫のダンスと私の抱っこが好き。

言語のこと、歴史認識のこと、アイデンティティのこと、教育のこと、国籍のこと、日々息子について色々なことを考える。しかし、息子が存在してくれるという事実とその喜びを前にすると、以上の問題はつまらない小さなものでしかないと感じる。

いてくれるだけでいい。目の前で笑ってくれるだけで、お腹の底から幸せが涌き出てくる。私はこの人生を生きていけることがただただ嬉しい。

おめでとう、三ヶ月。豊かに彩られた三ヶ月をありがとう。



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2018/02/08

母性系男子




立春が過ぎ、暦の上では春になりました。日中でも氷点下が続いたヨスでしたが、昨日あたりから少しずつ寒さも和らいできたような?1日のうち一番暖かくなる時を選び、息子を抱っこ紐に入れて、お買い物に行く楽しさを満喫している最近です。

そんな最近、考えていること。それは母性と父性の違いとは、といったこと。

というのも、息子が生まれてからというもの、ドンちゃんの母親っぷりに磨きがかかってきているのです。いや、もちろんドンちゃんは息子にとっては父親なんだけど、私よりも母親っぽいというか。

彼は母乳以外の育児は私よりも完璧に、丁寧にこなしているんです。しかも自主的に、息子のことがかわいくてしかたがないから、自分がそうしたいから、自然に体が動くといった感じに。例えば、真夜中におっぱいを飲んだ息子にげっぷさせる時、私は眠さマックスなのでドンちゃんに頼むと、飛び起きて喜んで抱っこし、かわいいかわいいと言いながら優しく背中をトントンしています。大量に爆発させたうんちの処理も、偉いね、たっぷり出て優しいね〜とニコニコしながらやっています。私の妊娠期間中は、赤ちゃんの身体がどのように発達していくのかを理論からしっかり勉強していたので、それを活かした遊び方も自ら開発し、一息つく暇もなく息子と楽しく遊んでいます。そういえば、最初に息子が見せた笑顔はドンちゃんに向けてだったな。悔しかったけど。

だから、最近はむしろ、母性と父性の違いなんてないんじゃないかと思うようになりました。母性が保育本能だとしたら、父性は保育本能を男性が持った場合のことを言うのではないだろうか。つまり保育本能を持った人が生物学的に女性なら母性、男性なら父性、なだけで中身は一緒なのじゃないかなって最近は考えます。もしくは、母性というものは女性にも男性にも元々備わっているもので、その強度?が人によって違うだけなのかな。父性も同じで、女性男性問わず皆元々備わっているものなのかも。そもそも父性ってどうゆうものなのかが、分からないけど。

子供が生まれて、さらに母性溢れるようになったドンちゃん。夫婦間ではどのような変化があったかといえば、特になく。変わらず、私のことをマイベイビーと呼び(時々息子のことなのか混乱する)早朝の掃除も朝ごはん作りも、夜の洗濯も、全てマイベイビーの喜ぶ顔が見たいからという理由でこなしてくれています。

一方私も、息子が生まれるとホルモンバランスの影響でドンちゃんをぞんざいに扱ったりするのかなって心配でしたが、杞憂でした。息子が生まれても、いつだってドンちゃんがナンバーワン。大好きでたまらない息子に出会うことができたのは、なんたってドンちゃんがいるから。ドンちゃんあっての息子。もちろん、どちらも大事、私の愛を惜しみなくどちらにもあげたい。それは自己犠牲ではなくて、自分がそう望むから。

写真は夜のハーゲンダッツ。息子がどうやら自身の左手を発見したようで、そのお祝いに。成長する息子を見る喜び、その裏にある寂しさをドンちゃんと共有することが楽しい。甘いもの食べて、これからも一緒に育児頑張っていこうね。




2018/02/05

アンバランスで矛盾を孕む


妊娠期間中、「妊娠期間が一番幸せよ、生まれたら大変なんだから」と周りの人によく言われた。その言葉を聞くたびに、目の前を乾いた風が吹き、私は白けてしまう大きなお腹を抱えた私は、その中にいる愛おしい我が子に会えることが何よりも楽しみであり、今も幸せだけど、会えたらもっと幸せに決まっていると信じていたから。

出産して育児が始まり、ようやく「生まれたら大変の意味が分かった。育児って本当に大変だ。それは想像以上だった。息子はよく寝て、よく食べ、夜泣きもなく、敏感でもないので、割と育てやすい赤ちゃんだとは思う。でも、授乳で乳首は痛いし、寝かしつけで手首は瀕死、肩も腰もバキバキ。それに加え、自分の思う通りに物事進まないことが、自分でもびっくりするぐらい自分を不安にさせた。物事が進まないだろうという予測でさえ、私を怖がらせた。

「赤ちゃんの時期なんてあっという間なんだから、今を楽しみなさい」と母は言うけれど、なんだかシックリ来ない。いつだって息子は可愛い。こんなに可愛い生物がいるんだって毎日驚いているし、その姿を毎日目に焼き付けようと必死に息子と向かい合い、ママだよと息子に語りかける。でもだからと言って、大変なのは変わらない。

成長して手がかからなくなったのを想像しながら、今の大変さを乗り切ればいいじゃん」とも言う。でも、それはとても耐え難い未来を想像すると、時間の流れが加速してしまう気がするからである。ただでさえも、息子は私たちとは別の時間の中で生きているのか、と思うぐらい、非常に早いスピードで成長している。昨日より、確実に大きくなった息子を抱くたび、言いようもない切なさが胸に展開されるこんなに可愛いのに、あっという間に大きくなってしまうなんて。すでに1ヶ月前の息子に会いたいと思ってしまう。もう一回、生まれたての息子を抱っこして抱きしめたいもちろんいつだって今の息子が一番可愛いけれど。成長だって嬉しいけれど。

時間は容赦ない、できればもっと緩やかに流れてほしい。その分、大変な時期が伸びるだろうが、それでも良いと思う。すごく大変だけど、愛しくかわいく、赤ちゃんで何もできない息子をいつまでも眺めていたい。

子育てをする私はアンバランスで矛盾を孕む。愛おしさを大変さで引き受けようと覚悟し、そして切なさを感じる日々


◎育児に関することをブログに書くか書かないか悩んだのですが、育児を通して感じたことは書いておこうと結論を出しました。これから些細なことでも、何かを思ったら正直に記していきたいです。もちろん息子の個人情報に関する内容は省いて。